第46番 浄瑠璃寺【四国八十八ヶ所霊場】

愛媛県松山市浄瑠璃町にある、第46番札所の 浄瑠璃寺 です。

コンパクトな境内なんですが、このお寺は独特の雰囲気を醸し出しておりまして、私が大好きなお寺の一つです。

森の中に迷い込んだいかのような雰囲気は、そこにいるだけで別世界を体感できる貴重なお寺です。

浄瑠璃寺(医王山 養珠院)

このお寺は山門はありません。冒頭の写真のような入り口を通り過ぎて案内看板に従って進んでいくと、駐車場の方へと誘導する案内掲示があります。

駐車場は普通車であれば10台くらいは駐車できるであろう広さがあります。

ここから境内に段差が全く無く入っていける道もあります。

ただ、こちらは脚の悪い人向けの勝手口といったところでしょうか。やはりお寺の玄関とも言える入り口から入っていくのがいいでしょう。

そうしないと、正面を通ることなく参拝し終えることになりますから、ちょっともったいないですよね。

階段はありますが、このお寺の入り口はなかなか趣があって私は好きなのです。

境内は所狭しと樹木が植えられていて、まるで優しい森の中に迷い込んだかのようです。

非常に癒されます。

入り口からまっすぐ進むと本堂があります。

木漏れ日がまぶしいですね。

たしか前回に訪れた時も写真を撮りましたが、同じように木漏れ日が眩しい、暖かい雰囲気の写真が撮影できました。偶然なんでしょうか。

大師堂は本堂の右隣です。こちらも小さいながらも歴史の重みを感じさせる、素敵な雰囲気を醸し出してくれています。

しかし本当に自然がぎっしり詰まった境内ですね。

他にも、ご利益があるいろんな石が随所に散りばめられています。散策してご利益を得るというのもいいですね。

というわけで、コンパクトな境内ですが見所はたくさんあります。フラットな境内ですから散策しやすいですし、ぜひ色々探してみてください。

納経所は入り口近くにあります。

コンパクトな境内に加えて、この可愛らしいマスコット的な案内看板がありますからすぐにわかりますね。

御朱印も無事にいただきまいた。

バイクお遍路のポイントと注意点

このお寺に巡礼するにあたっては、バイクであることの恩恵が感じられると思います。

浄瑠璃寺までのアクセス(順打ちの場合)

順番通りにお遍路している人の場合は、国道33号線(三坂峠)を下ってから少し回り道をするんですが、歩き遍路やバイクお遍路の人はこのような超狭い地元道を選べます。

これでかなりの時間と距離の短縮になるのですが、、、。

なんせ道が狭いですね。しかも日当たりも悪くて暗いので、道路の真ん中に苔が生えてくるレベルです。

慎重に走らないと、スリップして転倒という最悪の結末になりかねません。砂利が浮いている場所も多いですし、歩き遍路の人も歩いていますから気をつけましょう。

また、この道は地元の人もほとんど通らないような道のようですが、前回のお遍路の時に軽トラックとすれ違った経験があります。

そうなると、バイクだからスルスルとすれ違えるというものでもありません。特に大型バイクの場合は、車が来るかもしれないということを念頭に置いて走ったほうがよさそうです。

ただ、バイクと自動車でのすれ違いができないほどではありません。これが自動車と自動車だったらかなり厳しいでしょう(場合によってはすれ違うのはほぼ無理かも)。

これはバイクの特権と言えるでしょうね。

浄瑠璃寺までのアクセス(逆打ちの場合)

逆打ちしている場合は、第47番札所の八坂寺から向かうことになります。

浄瑠璃寺と同様に道が狭く、すれ違うのが困難なことから、八坂寺の周囲の道は一方通行となっており、参拝後に少し遠回りをすることになります。

ただバイクの場合は、すれ違うことが容易であるということから逆走が許可されているようです。

八坂寺の駐車場のガードマンさんが「行っていいですよー」って言ってくれたので間違いないでしょう。

もちろん交通が混み合う連休などはこの限りではないかも知れませんが、私が参拝したのは連休で車も多い時でしたから、基本的にバイクは行ってもいいんでしょうね。

とは言っても ケースバイケースで対応 してもらいたいと思いますが、こういうところもバイクのメリットが活かせる点ですね。

浄瑠璃寺の駐車場は無料

駐車場はバイクも自動車も無料です。

ただ、お寺の倉庫のような場所の前が駐車場となっていますので、シャッターの直前に駐車するとか、非常識なことはしないように。

あと、めちゃくちゃ広い駐車場というわけではありませんから、いくらバイクといえども駐車する場所によっては他の自動車が出にくいんじゃないかと思いました。

配慮して駐車したほうがよさそうですね。

浄瑠璃寺はコンパクトな境内に自然や見どころが凝縮した宝箱のようなお寺

この 浄瑠璃寺 は、四国八十八ヶ所霊場の数あるお寺の中でも私が好きなお寺で、以前にこのお寺に来るためだけにバイクを走らせた記憶もあります。

閑静な立地ということもありますが、とにかく静かで気持ちが落ち着くのです。

そういえば最近は 音のない世界 というのがほとんどないような気がします。

たとえば、この記事を書いている今でも、家族が寝静まっていて確かに静かではありますが、電化製品が稼働している音とか、外を車が走る音とか、完全無音ってなかなかないですよね。

もちろん、この浄瑠璃寺も完全無音というわけではないのですが、まるで外界と遮断されているかのような空気感をもたらしてくれます。

豊富な自然のせいでしょうか。

ただ静かに佇むだけというのもいいでしょう。

色々と散策してみるのもいいでしょう。

第51番札所の石手寺のような賑やかで観光名所としての一面もあるようなお寺も、活気があっていいものです。

一方で、この浄瑠璃寺のように外界とかけ離れた別世界を静かに楽しむというのもいいでしょう。

この浄瑠璃寺は、まさに大人の隠れ家的な静かな時間を過ごせる数少ないお寺です。

私の一押しです。

Posted by 愛媛ブロガー Atsushi(@Atsushi_k0

コメント

  1. のはらゆうすい より:

    初めてこのブログを見ました。2019年4月4日(木)に浄瑠璃寺へ行ってきました。車(軽ワゴン)遍路ですが自転車も積んでます。最初だけで殆ど乗っていませんが四国霊場は車難所ばかりです。バイク遍路が良いですね。運よく国道33号線をナビが案内してくれたのでご指摘の苔の生えた狭道は通りませんでしたが四国霊場への道路はいろいろと教訓になりました。4月9日に高野山にお礼参りに行く事が出来ました。今度は歩きと自転車で行きたいものだと思っています。実現するかどうかは判りませんが!その時は参考にしたいと思っています。

    • atsushi より:

      のはらゆうすい さん、コメントありがとうございます。
      高野山にお礼参りに行かれたということは無事に「満願成就」を迎えられたということでしょう。おめでとうございます。
      私も今はバイクでお遍路しているところですが、最終的には歩き遍路を目指しています。
      いつになるかはわかりませんが、いずれその時が来た時の備忘録としても機能するようにこのブログを始めました。
      四国霊場はおっしゃる通り難所ばかりですが、それを補って余りあるほどの素晴らしい体験です。
      お互いに満願成就を迎えたとはいえ、まだまだ旅の途中のようですね。
      歩き遍路での満願成就をお祈り申し上げます。

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